微粉砕機について
- shigeokumata
- 2月19日
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更新日:3月17日
粉砕機の一つで、材料を数mm→数㎛(マイクロメートル)程度まで細かくする機械を「微粉砕機」(Fine grinding machine)、数㎛→1㎛以下まで微細化する機械を「超微粉砕機」と言います。
他にも、1㎛〜0.1㎛までの「サブミクロン粉砕」、0.1㎛以下の「ナノ粉砕」などがあります。
粉砕機としては、粉砕機構により円板式、ローラー式、シリンダー式、衝撃式、ジェット式、高速回転式などに分けられています。
サブミクロンの単位まで微粉砕されると、粉体の性質が変わるため、機能性食品や健康食品などの製造分野では、単に粉砕するだけではない高度な技術の追求も行われています。
この微粉砕機・超微粉砕機は、コバルト・銅・フェライト・炭化チタン・ニッケル・PZT・各種合金・粉末冶金・アルミナといった鉱物・金属や、電極材料・各種電子機器素材、シルクパウダー・食品添加材・有機系添加材・蛍光体・トルマリン・ワックス系材料・各種樹脂・シリカ・セラミックス・有機顔料・各種塗料・顔料・ファンデーション・医薬原料など、さまざまな原料の粉砕に利用されています。

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