ホブカッターについて
- shigeokumata
- 3月7日
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ホブカッター(Hob cutter)は、歯車などの部品を加工するためのカッターの一種です。
ホブカッターは、円筒の外周にねじ状に多くの切り歯を取り付けた切削工具のことです。
ホブ加工は、このホブカッターを使用し、工作物とホブカッターを同時に回転させ、さまざまな方向から動かすことで必要な形の歯を削り出します。外歯車の歯切り工程で採用される加工方法で、動力伝達用歯車製造時に採用されることが多いです。主に歯車の歯を切削するために使用されるので、正確で効率的な加工が求められる場面で重要な役割を果たします。
ホブカッターは、ホブ盤に取り付けて回転させ、平歯車、はすば歯車、ウォームギヤなど、様々な歯車の歯切りに使用します。また、歯車用以外にスプロケット、スプライン、インボリュート・セレーション、タイミングプーリ用などの特殊ホブもあります。
ホブカッターは、具体的に、次のような特徴を持っています。
①高精度:非常に正確な歯切りが可能。
②効率性:大量生産に適しており、短時間で多くの部品を加工できる。
③多様性:さまざまな種類の歯車に対応するため、多様な形状やサイズがある。

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