ISO審査としては、ISO9001(品質マネジメントシステム=QMS)、ISO14001(環境マネジメントシステム=EMS)等、がありますが、その認証取得、定期審査、更新審査関連の対応業務も無視できない負荷になっていると思います。
製造業である限り、生産技術・工場管理部門においてはこのISO審査対応の主要責任部署となるはずです。
一般的に、ISO認証取得のメリットとしては、①企業イメージの向上、②顧客との契約が有利となる、③責任と権限が明確になる、④社内標準化が進む、⑤社内体質が強化される、⑥同業他社との差別化ができる、⑦顧客監査が減る 等、があげられますが、一方では(形だけの)準備、つじつま合わせ等の負荷が増え、かえってロスが多くなっている状況等も見受けられます。
このロスを極力少なくするためには、ISOの各要求事項を的確に解釈し、自社の特長、目指すべき姿、実状に合わせてうまく活用していくことにより、ISOを外部要因(きっかけ)とした自社の体質改善に結び付け、かつ、自社の業務とうまく融合(同期)させたロスの少ない効率的な運用につなげることが重要であると思います。
当方のコンサルティングとしては、ISO審査に関連させた「QMS構築」のカテゴリーでの対象項目(生技・生産関連要領・仕組み)の構築はもとより、ISO審査対応業務においての指導・支援についても生産技術コンサルティング対象とします。
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